リハだより

2015年11月10日(火)、当診療所主催の柏原市民の方を対象とした“健康フォーラム”を開催しました。この健康フォーラムは、地域の皆様に健康にお過ごしいただくための考え方や、リハビリテーションの実際について助言(アドバイス)を行うことを目的としています。講義や実技を通して疾病への理解を深め、それらを予防・改善する工夫を生活の中に取り入れていただけるよう努めています。月1回、テーマを変えて開催しています。 
 今回は13名の方に参加していただきました。関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科の言語聴覚士の松尾貴央助教が講義と実技を行いました。
講義では、歯周病の話を中心に、歯周病は沈黙の病気であることや、歯周病と心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病との関係、歯磨きなどのセルフケアの重要さを説明しました。また、参加者の方々と共に、鏡を見ながら歯と歯茎を観察し、歯茎の形や色、歯垢や歯石の有無の確認を行いました。実技では歯磨きの指導を行いました。歯ブラシは人差し指と親指で軽く持ち、歯と歯茎に45°の角度で当て、小さく左右に動かし磨くこと行いました。実際に上手に磨かけているかを染だし液を用いて確認しました。参加者の皆さまは積極的に、また和気あいあいと実技に取り組まれていました。実技終了後には歯ブラシの選び方、歯磨きの時間やその頻度、歯磨き粉や洗口液などについての質問が多数あり、参加者の皆さまの関心の高さ、積極さを感じました。
健康フォーラム終了後のアンケートからは、「理解できた」、「役に立つ」といった感想を多数いただきました。「自分の健康は自分でチェックする習慣を、この健康フォーラムを通して身に付けていこうと思います。」や「このフォーラムで学んだことを日常に取り入れています。」といった感想などもいただきました。
80歳になっても20本の歯を維持すること(8020運動)や生活習慣病を予防するといった観点からも、今回の健康フォーラムが参加者の皆さまの健康維持・改善に寄与できたらと思います。今後もこの健康フォーラムでは健康に関するさまざまな話題を取り上げ、引き続き参加していただけるように、またさらに多くの方々に参加していただけるように開催していきたいと思います。受講者の皆さま、ありがとうございました。

1.講義

2.講義

3.実技:歯磨き
2015年10月13日(火)、当診療所主催の柏原市民の方を対象とした“健康フォーラム”を開催しました。この健康フォーラムは、地域の皆様に健康にお過ごしいただくための考え方や、リハビリテーションの実際について助言(アドバイス)を行うことを目的としています。講義や実技を通して疾病への理解を深め、それらを予防・改善する工夫を生活の中に取り入れていただけるよう努めています。月1回、テーマを変えて開催しています。 
 今回は15名の方に参加していただきました。関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科の言語聴覚士の前田准教授が講義と実技を行いました。
講義では、嚥下障害とは何か、嚥下にかかわる頭頸部の解剖とそのしくみの説明を行いました。また、嚥下障害の有無や嚥下障害の程度を判断・把握するためのいくつかのテストを紹介しました。さらに、受講者の方から事前に問い合わせのあったご家族がむせる場合の対応のしかたについての紹介を行いました。
実技ではペットボトルのお茶を、口を開けたままで飲むことや上を向いた状態で飲んでいただくことなどで、飲み込みやすさの変化を体験していただきました。また、「口から始まる介護予防 健口体操1・2・3」を紹介し、受講者の皆さんと一緒に体操を行いました。この体操は口のまわりの不調を予防・改善するためのもので、1.顔面体操、2.舌体操、3.だ液腺マッサージの3つから構成されています。口の不調は加齢からも起こり、老化のサインとも言われています。この体操を通して、生涯の健口を保っていただきたいと思います。
受講者の皆さんには、熱心に講義や実技に取り組んでいただきました。健康フォーラム終了後のアンケートからは、「理解できた」、「役に立つ」といった感想を多数いただきました。また、特別養護老人ホームで食事介助をされることがある方からも、「とてもよくわかり、とても役に立ちました」との感想をいただきました。受講者の皆さま、ありがとうございました。

1.講義 

2.実技:健口体操1・2・3(顔面体操)

3.実技:健口体操1・2・3(だ液腺マッサージ)